こんな人はこの業界に向いていない。
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IT業界はよく、華やかな場と思われる事が多い。
YAHOOを初めとする大手IT企業は純利益を着実に得ている。
しかしその下で働く人間の扱いは過酷だ。

この業界、本来は向いている向いていないというものは特にない。
技術的スキルがあるかないかを問われる事が多いが、知っていればなんの事でもない。
誰でも出来る仕事だ。
只、この業界には特異的な考えが抜けていない、本来は会社で教育するというものがある筈なのに
IT業界ではそういった教育というものが無い。
以下に当てはまる人はこの業界に入る事を諦めた方が良い。


1・教えて貰う事が当たり前と思う人
2・常に物事(仕様)を確認できない人
3・意地悪な考えを持たない人
4・国語の力がない人
5・易請負する人
6・全体を把握できない人
7・徹夜のできない人


1.技術面では基本的に自力で検索して解決するしかない、聞くときは本当に難しいもので考えても開発効率を下げるものだけ。
 教えて貰う事が当たり前と思う人は向いていない。
2.常に物事を確認できる人、多少意地悪な考えを持っている人でなければ苦労をする。
 本来の意図と外れたものを作ってしまう可能性がある。
3.デバックテストであらゆる事を想定した上で
 チェックしておかないと抜けた状態でテストをしたと言っても通用しない。
4.PG(プログラマ)はドカタの仕事と変わらない、基本的には設計の外枠が出来たものを
 見ながらマズイ所を設計修正してコーディングしていく。
 SEクラスになると顧客と話す機会が多くなったり、仕様書を書く必要が出てくる。
 この時に国語の力が無い人は作って貰う人に何をして欲しいかというものをきちんと伝えられない、
 聞きたい事を顧客に聞いてもヘンに解釈してしまう。
 結果として、マズイものが出来上がる可能性がある。
 SEは雑多な事が多くてPGの作ったものなんかをいちいちチェックなんて出来ない。
 そのままマズイ所を知らずに納品してしまうと騒動を起こす原因となる。
5.こんな人がSEになるとPG部隊とSE本人が苦しむ、自業自得だ。
 客の都合を最優先に聞く姿勢は大事な事だが、客の都合で納期を短期間にして余裕の無い状態にすると首を絞める結果になる。
 納期は出来ると計算した期間の2倍は取ること、どうでも良い案件については3倍くらい余裕を盛ること。
 理由はバグ修正などで早急に対応が必要な時にどうでも良いものの納期がバッティングしたらお手上げ状態になるのが必然的だからだ。
6.全体を把握出来ない人は同じ様な事を繰り返す。
 この業界、特に帳票辺りは似たような物が多い、一つきっちり確実なものを作れば後はコピーして違う所だけ作り直せば良い。
 例えば必要なものを忘れた場合、全部の帳票に修正をかける事になる、効率も悪く自分の首を絞める事にもなる。
7.この業界、徹夜は当たり前。
 納期を目前に家に帰れないから徹夜をしないと考えたりする人は向かない。
 それだけ責任を負っているという自覚を持っている人が望まれる。
 (但し、徹夜をする事が良い訳ではない、徹夜をするという事は大抵の場合は能力不足としてマイナスにしか見られない。
  徹夜は必要最小限に抑えるべき。)


IT業界の本音

近年、自社開発の分野が大幅に減っている。
理由は赤になるリスクが大きいからだ、個人向けの某大手パッケージソフト開発会社(数社)も赤で苦しんでいる。
こういった企業は殆どの場合、新人を入れるケースは少ない、入れた場合は相応のスキルがあるか、
若しくは相応の儲けが出来る発想のある人くらいなものだ。仕事の要領を掴んでいて効率よく開発できる人しか入る事が難しい。

この業界に入る上で一番手の早い方法は派遣だ。
但し、注意しなければならないのは派遣として入る場所は決して、楽な仕事でもないし相応のスキルを求められる。
派遣の切り口の基本はウソで始まる、経験のない人を自社で3ヶ月くらい基礎的な事を教えたら直ぐに現場へ連れていかれる。
その場合、大半はグループではなく一人で現場に入るのでフォローしてくれる人が誰もいない。
出来ない事は人に聞くなり、調べるなりで解決してく必要があるし、下手に経験年数を付けられると人に聞く事ができない。
結果として、出来ないもののリカバーは土日や徹夜などになる。
仕事が出来なければ現場から愚痴も出る、本来はありえない業務経歴を付けられているのでそうなるのが
当然だ私自身や他人を含めてこういった業界では通説となっている、だから業務経歴だけでは信用できない。
派遣の手法はそうやってウソをついて本来のキャパを越えた所(利益単価の高い所)に入れて教育をしていると豪語している所があるが
そこで苦しんで不要な責任を背負っているのは現場に入った人間である。
大抵、派遣で切り口となる経験年数は1〜2年が多い、小さい会社になると単価が低いので下手に3〜4年付けられて本人が苦しむ事になる。
派遣で入るときはきっちり、相手の会社に面接へ行く前の段階で自社が勝手に経験年数を付けない様に本当の経験年数を伝える様にすべきだ、その方が身の為だ。
派遣で入った場合、現場に入ってしまったら全て自己責任と考えるべきだ、会社はフォローしてくれない。
又、単価の高い所は携帯電話などのサーバー保守で、新卒で派遣に入った場合はこういった所に入れられる場合が多いが
殆ど雑用状態で貰う給料も少ない上、徹夜交代が多い為に体力的にも30を超えてこういった保守に残るのは難しい。
(現場の正社員は正社員でサーバーが落ちたら休みでも夜中でも問答無用で会社に出向く必要がある。)
派遣会社としては外に出せない人(つまり次の仕事に繋げられない人)は簡単にクビにするパターンが多い。
最近の契約は人件費削減の為、スタッフ(登録)か請負で正社員雇用をしている所は少ない。


又、この業界で大規模になる程、設計が複雑難解になって設計書がきちんと出来ていないケースが多い。
そして派遣で受ける仕事の大半がこのケースに当たる、理由は単価が高いからだ。
こういった現場の単価は新人レベル(実経験が1年〜2年程度)でも残業を含めて50万〜70万くらいの所が多い。
設計書が出来ていない、全体が把握できない、これが開発効率を下げる一番の要因でありながら、規模が大きいと
その辺りのディスカッションが旨く取れていない場合が殆どで路頭に迷い、結局は無駄な徹夜や休日出勤を余儀されなくなる。
実際、こういった所の改善が難しく、精神的に発狂したり病気になるケースが後を絶たない。
この業界で生きていくには徹夜と時間的拘束と病気は友達状態だ。

派遣の単価
派遣手数料(IT系に限る)の相場は大体、5〜10万程度だ。
これに加えて自社からは大抵の場合、半額くらい引かれたものが給与となる。
例えば80万くらいの大口な仕事を取った時、大体は会社が3つくらいは挟む形になる。
これだけで約30〜40万くらいは飛ぶ事になる。
残りの半額を自社が取って税金などを相殺した形で本人の給与になる。
つまり元単価80万稼いだとしても他社と自社に経費を引かれてその引かれた差額分は現場の人間が余分に責任を負わされる事になる。
そうなると精々、20万しか返ってこない事になる、しかもこういった現場はかなり過酷な所が多い。
更に、80万くらいになるとそれ相応の責任を本人に直接問われる事になる。
つまり相応の経験のある正社員と同じ働きを要求される場合が殆どだ。
そもそも近年、派遣雇用の考えが変化して正社員と同じレベルで動ける人を要求する場合が多くなっている。
もし中間に会社を挟まない形で入る場合はそれなりにもっと重い責任が課せられる事を考えておく必要がある。
派遣の請負は会社への責任を宛てにしては酷い目に合う、自営業でやっている認識を持たないと
会社の都合で勝手に自己責任で処理される場合がある。この辺り、自社との契約をきっちりしておかないと痛い目に逢う。

但し、派遣の形態を良い悪いで区別するのは難しい所がある。
正社員と違って、エンドがあればそこが嫌なら逃げられる事が出来るし、
家庭の事情があり予め条件を提示しておけばスキルの相応によって定時帰宅も望める。
正社員では恐らくは無理と考えられる一ヶ月の有給休暇が認められる派遣会社もある。
(実際、就業先はピーク時に呼んでマンパワーを求められる所が殆どなので休暇が無ければ体を壊す。)
しかし、労働条件とその対価が割りに合わないパターンが多いという部分は把握しておきたい、
それを承知した上で入るべきだ。
もし、派遣に片足を入れるつもりがあるのなら就業先と直受けをしている数が多く、実績のある会社を選ぶ事。
直受けの少ない会社は他社の口座手数料で引かれ放題なので同じ作業でも数倍の仕事量を要求される。
派遣の形態には大きく三つあって、1.日雇い 2.雇用型派遣 3.請負派遣 この三種類になるが3の請負派遣は
年々、業界の傾向として増えている、理由は何かあった時の賠償を会社として請け負いたくない部分と、
雇用する費用の削減が主な理由だ、雇用すると保険料などを会社が負担しなければならなくなるし仕事が終了して待機する間は
会社の資金が流れる事になる。派遣法で規定されている内容には派遣の契約社員という規定が何も定義されていない為、
契約社員=雇用型派遣が契約期間中に保証されるものと考えてはいけない、請負と疑って事前に確認をしておきたい。

SEの資質
SE(システムエンジニア)は技術だけが出来る、仕様だけが把握できるという人はSEの仕事は出来ない。
但し、SEの業務で一番必要なのは技術力よりも仕様的な業務能力が問われる。
つまり、どうなっているからどう対処しなければならないのかという事をきっちり把握できる能力が問われる。
こういった能力は当たり前と思うかもしれないが、実際にやっていくのは難しい。
この業界でいつも悩むのが仕様的な問題だ、こういった事をきちんと纏められる人は少ない。
だからいつも大規模開発になるとそういった仕様の問題で悩まされる事になる。
SEの資質を問われるのはまず、きちんとした業務知識を叩き込んで何がどうあるべきであるかをきっちり整理できること。
そしてその整理したものを確実に相手に伝える事である。
ぶっちゃげた話、SEは工程管理とスケジュールを敷く役割もある為に技術的な事は基本的にPGに任せて良い。
只、そういったSEが問題に直面するのは出来上がった物の検証だ。
ある程度、ソースを見て把握できるだけの力がないと保守も納品もする事ができない。
上級PGが組んだものなら殆ど心配は要らないが、大抵の場合はコストの関係で低級PGを使う事が多い。
必然的に仕様書の読み違いや仕様と違うものを作っている事が十分にあるという事を計算に入れておくべきだ。
またPGの人間の立場で見ると技量のないSEの下で仕事をする案件は決して楽とは言えない。
近年の傾向としてコストカットの為に技量も経験も未熟で指示も出来ない20代前半くらいの若者を
SEに祭り上げて営業をさせた結果、どう考えても工数的に無理な仕事を請け負って、開発現場に丸投げするパターンが実に多い。
こういったプロジェクトのソフト品質は最悪かつ、悪循環から抜け出す事が難しい。

派遣会社の社内評価を真に受けるな
派遣レベルでのスキル評価と実際のソフトウェアを専門にする会社でいう「できる」というレベルは違う。
これは私自身が経験をしてきた事だ、派遣で「できる」というレベルは技術者として本当にスキルを持っている人は少ない。
派遣業界の評価に甘んじて己の実力を過大評価すると後悔する事になる。
本当に「出来る」という人間はクリエイティブな発想で、技術的に新しい事を開拓できる者である。
派遣の仕事でそういった最先端に立って開発の出来る機会は殆どない、派遣での開発は殆どの場合が
先の見えているものであって実際に見えていないのはソフト開発する上で顧客の業務が見えていないがために
苦しむパターンが殆どだ。
そういった開発は技術力云々ではなく、業務的な理解能力があるかないかのレベルに過ぎない。
これがソフト屋と派遣の大きな違いだ。
派遣の営業トークで「できる」というレベルは取りあえず物が出来るというレベルに過ぎない、そんなものは努力すれば誰でも出来る領域だ。

又、派遣では未だにいい加減なスタンスで仕事をして良い風潮が拭えていない。
派遣業界は先物取引や転売と同じで人をかき集めて仕事を転がして稼ぐ世界だ、そんな会社が責任を持つだろうか。
派遣業界の下で苦しむのは現場の人間であって現場の人間が責任を問われる、会社に全てを委ねたり期待をしてはいけない。
自社のいう事を本当に鵜呑みにしていい加減なスタンスで仕事をする人はそれなりのものしか得られないし、
派遣業界から抜け出した時に通用しない人になる、自らの価値を下げるだけだ。
殆どの場合、派遣の営業は技術屋から転身した人は皆無なので現場がどうなって入った人が何処まで苦しんでいるのか理解が出来ない。
真剣に話しても聞くフリして「頑張れ」「薬を貰え」「他の人も頑張っている」の決まり文句でスルーされるパターンが殆どだ。
営業の仕事は派遣者を如何に旨く使ってコンスタントに利益を出すかであって現場の人間からの要望を呑むものではない。
これから先、派遣業界はますます冷え込む傾向に向くだろう、理由は派遣を扱う場所が見直されていたり
派遣単価が下がって人をかき集めて転がしても簡単には利益が取れなくなってきているからだ。
この一番の原因は派遣者のレベルや質が低く、海外でも既にコストカットの為に全てを派遣という見方を
改めているケースが多いからだ。
例えば、実例でコールセンターで派遣を雇って教育しても正社員レベルで動いてくれない人は結局、
客先からクレームがきて派遣を雇った会社の信用を落とす事になる、
仮に望む人間が入ったとしても欲しいのに逃げられて困るケースがある・・・だったら自社雇用した方が良いという結果になる。

これからの開発形態
この業界で大規模の新規開発は殆ど無いと考えて良い。
殆どの場合、現存のシステムからの移行やカスタマイズのパターンが多くなるだろう。
実際、業界の動きとして新規顧客を相手に開発をした時のものをベースにパッケージ化して
そのパッケージを他社に売り込む形が増えている。
これで苦しむのがやはり仕様と元データの移行だ。
元データは移行先で扱うデータ構成やそもそもの設計思想の違う場合が殆どだ、
設計思想の違う土台で件数や金額を合わせようとして完璧に合う筈がない。
どの項目を何処に移行しなければならないのか、移行先で連動しているデータがある場合で
元のデータが連動しておらずバラバラ状態の時が困る。
元の件数と移行した件数は当然、合っていて現存のデータが確実に新システムに移行されている事を立証する
検証資料も提出する必要がある。
結局、パッケージを作ってそれをカスタマイズして納品という手法は会社としては効率が良いと考えているが
実際にはそんなに甘いものではない、パッケージの仕様にも限界がある、何でもかんでも汎用のある様な構成には出来ていないのが現実だ。
営業で取った仕事は無理でもそういったものに移行とカスタマイズを施す形になる。
大抵、パッケージが出来ていてもバグは存在する、そこでパッチを当てる形にもなるが、
そういった管理もカスタマイズした部隊が管理していく必要がある。
最悪な現場になると、このカスタマイズをする自社パッケージの仕様書が全く無い場合がある。
こういった場合、結局は開発者が全てそのパッケージの概要からシステムの動きを調べた上で
何処にどのデータを入れたらどうなるかを潰していく作業も増える。
私から見ると、苦労をしなくて良いものを無理に苦労しているとしか思えない。
実際の開発現場とはこういったものが殆どだ。

これからのITビジネススタンス
開発の単価が下がり、開発の規模や開発の数が減った状態で生き残るのは開発後の保守業務と追加カスタマイズだ。
はっきり言って雑用かもしれないが結局の所は儲かる、リスクの問題だ。
理由は年間契約で確実に金が入るからだ、開発の場合は納期に間に合わなかった場合は賠償請求問題に発展する事がある。
保守をするには、システム全体や業務内容を把握しておく必要がある。
これを把握していないと保守はできない、監視要員の様な保守業務は基本的なシステムさえ把握していれば殆ど
保守コールで済ませる事が出来るので技術的に余り考える様なものが無い代わり、きつい仕事が多いという事を念頭におきたい。
特にこういった監視業務はコストカットの関係で一局集中型が増えている、結果として一人で何十局、
何十台ものサーバーを監視する羽目になる。

私見
もし、こんな仕事でもやりたいという気のある人なら結構な事だろう。
個人的に理不尽な責任を背負わされて自分の体を潰してまで仕事をやらなければならない業界へ無理に飛び込む必要は無いと思う。
結局、ソフト開発は「何をどうする」という事を当たり前に作れば意図通りの結果が返ってくる、
当然の事をコンピュータに命令しているだけだ。
仕事の考え方は色々とあるかもしれない、私はつい最近まで技術力なり取り柄がなければ仕事が無くなる上、
所得が上がらないと考えていた。
しかしそれは単にエゴ的なプライドであって、世の中ではそういった人を求めている事は少ない。
確かに、短い期間で相応の経験を積んだからそれが言える立場なのかもしれないが、
選り好みをしなければ仕事は何でもあるしやる気次第で所得も上がるし、
どの業界や職種にも仕事である以上はその道のプロだ。
所得を上げるのは簡単な事で、純利益を上げたらそれだけのものが自分に帰ってくる、自営業なら尚更だ。
誰でも出来る仕事は単価が低い、しかし嫌な仕事程単価は高くなるのは必然的な話であって、どの業界でも変わらない。
つまり、仕事に対する対価というものは比例するという事だ。
楽をして所得を上げたいのなら、少なくともこの業界で会社に縛られた状態で考えることは浅はかと考えた方が良い。
業界単価では1本のソフト単価は10万〜数千万単位、大規模なら億単位まである、個人で営業して開発納品の出来るレベルは
精々数百万程度の中小規模システムまでしか請け負う事が難しい、自営でACCESSなどを使って中小企業にシステムを
納品するレベルが一番確実に納品できて利益単価が高い、大規模開発の場合は殆どの場合は赤字だ。
(ちなみにACCESSのキャパは12万レコードくらいの処理能力しか持たない為、かなり規模が小さい上に
 ACCESSの機能制約がある事も考慮しなければならない。)
スキルだなんだと言われるが結局の所、会計などの業務系システムで一番必要とされるのは技術ではなくその業務の把握だ。
業務を把握していれば何のデータを何処に入れたら良いかが必然的にわかる。
会計系の業務システムに至っては殆どの場合、中堅以下なら技術スキルは1年くらいでも設計・開発保守が出来る。
大規模になってもそれは変わらない、システムの全体の動きを把握できれば設計・開発保守はできる。
只、大規模になった場合はやはり3年くらいの業務経験を積まなければ設計開発をするのは難しい上、
保守も範囲が広がるので厳しい。
 又、携帯電話のファームウェアなど、ハードウェアに密接する様な開発も実際には何をどうすれば良いかわかっていれば
そんなに苦労するものではない。問題なのは学術的な計算の出来る人でないと難しい。
例えば、限られたハード仕様で要求されたプログラムを実行しなければならない時、
当たり前に組んだソースでは実用にならなかったり、或いは動かないものが出来てしまう可能性がある。
そういったものはコーディングの手法をかえなければならない、例えば3Dのシェーディング
(画像を貼り付けた後の出っ張り部分を滑らかにする技術)に関する技術で単純にワイヤーフレームに
画像を貼り付けてシェーディングさせただけでは処理が多くてパフォーマンスが悪い。
こういった時には影で見えない部分は処理をしない、または計算を単純化させるなどのテクニックが必要だ。
大抵、デバイス系のPGはC言語かJAVA(バーチャルマシン)になるが、メモリーの管理概念が複雑で
特にポインタの理解が難しいのはその為である。ポインタの基本概念はメモリに番地を振って何処に何があるかを
CPUがプログラムに沿って管理しているだけで、その管理された番地を引き抜いてデータを取れば良い事だ。
この細かい事を知っていれば別に悩む事はない。



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