人類は戦争を止める事は出来るのか?
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 私の推理や理論が正しければ、人類は永遠に戦争を辞める事は出来ない。
その理由は、地球上の動植物が弱肉強食の社会で形成されている所にある。
例えば、人類は100年単位の歴史を見て戦争を止めた事は一度も無い。
これは人類が高等動物であったとしても、生きていく上で競争原理の社会しか成り立たないからだ。

今までに大きく、共産主義と資本主義という社会形態が作られたが、前者は
競争原理が働かない為に労働意欲の低下などが見られ、逆に後者は競争原理が働く為に
問答無用で弱肉強食の社会が形成される事になる。

911事件が典型例である、この事件で得た教訓は資本資本主義であっても残念ながら
平和という文字を簡単に破壊出来たという事実だ。
ブッシュ陣営は「戦争を無くす為にイラクに砲撃を行なった。」と弁明したが、実際には
国連の意向を無視した上に石油会社との政治的癒着と自国の利益主義を持って力で制圧している。
これではかつての十字軍と同じ事を繰り返しているとしか言いようが無い。
本当にイラクを復興させるつもりなら、利益の出ない地域にも積極的な復興活動を行なう筈だが、
治安維持を主な理由に未だ、撤退はしていない。
イラク人の立場からすれば、勝手に無実の罪で戦争を持ち掛けられた挙げ句、
復興だの言われて実質、占領状態でははた迷惑極まりない。
それを「テロ撲滅だ」と称して米国が更に圧力を入れ、日本を含めた関連諸国が手伝っている訳だから
テロ行為が無くなる筈も無い。
武力さえあれば、国際連合も国際連盟も存在の価値や真価は無と同じだという事を証明した瞬間だ。

もし、仮に世界が一つの国を形成したとしよう。
過去に王国や天皇を立てて一つの国を成したが存続した事例は一つも残っていない。
国家として成功した事例にアレクサンドリアがある、しかし王であるアレクサンダーが亡くなって国は消滅した。
もう一つ、成功の一例に江戸幕府が挙げられる、しかし250年以上の歴史を持ちながら、衰退している。
小国でこの様な状況であれば、世界が一つの国として形成されたとしても必ず、争いは起るのが世の常というものだ。

人類の歴史上、必ず後継者が何らかの失敗を犯している。
そして国を統一するという事は、別の側面で地位を奪おうとする者や国を崩壊させようとする者が必ず現れている。
宗教という概念を広めた一つの理由に治安維持というものが挙げられる。
後に意識統一へと変化して十字軍などによる宗教戦争の道を辿る事になるが発祥は紀元前、
ケルト時代に詩人と言われる者が各地に出向いて世の教訓を唱え、これが吟遊詩人として
語りに変化としたとする説がある。
(余談になるが現在、サーカスという名前で曲芸を行なっている者は吟遊詩人から後にヨーロッパで進化した
トゥーバドールと言われる者の継承職人と言われている。)
現在、この種で成功している国は敢えて選ぶとするなら北朝鮮だ。
これは外部との関わりをカットして独自のマインドコントロール的な教育を行なっているからだ。
しかし、この様な状況が続いて国家が永続する筈も無い。
又、これだけキリスト教が普及しているにも関わらず、これにも宗派が存在して対立した格好になっている。
意識統一させようとした宗教が逆に趣向の違いで対立しては元も子もない。
宗教そのものは大きく一括りで結べても、実際には微妙に考え方の違う者が出ては対立を繰り返しているのだ。

只、歴史的に見て一つだけ共通する事がある。
それは正しい事をしなかった場合はその報いが必ず返るという事だ。
私自身、人生経験の上で不誠実な会社に当たった事があり、忘れかけた頃にその会社から
本来なら破棄処理されるべき電話番号を利用されて突如、連絡されて是非仕事をして貰いたいとの話が入った。
不誠実だと思える会社から連絡が入って、いきなり掌を返した様に機嫌を取られて仕事をしましょうと
言われても誰がその話に乗るだろうか。
それと全く同じ原理である。





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